胃がん

胃がんとは

胃の粘膜から発生する悪性腫瘍で、大きくなるとリンパ節に転移したり、周囲の臓器に転移したりします。

症状

早期のがんのときは無症状のことが多いですが、進行すると胃の痛み、胃もたれ、胸やけ、食欲低下、倦怠感、吐き気、貧血症状(めまいや息切れなど)、黒い便、体重減少などを生じることがあります。

原因

  • 食生活(特に塩分摂取)
  • 飲酒
  • 喫煙
  • ピロリ菌感染

ピロリ菌感染がある胃は、未感染の胃に比べ、約150倍胃がんになりやすいといわれています。除菌が成功することで、発生リスクが1/3に低下したという報告もあります。
(ピロリ菌について詳しくはこちら)

検査

胃カメラ(内視鏡)で診断できます。
当院では、経口(口から)と経鼻(鼻から)を選ぶことができ、ご希望される方には鎮静剤を使用し、寝ている間の検査も可能です。

治療

治療

がんが初期の状態であれば、内視鏡で切除することは可能です。進行すると、手術や抗がん剤による治療が必要となります。